やめた家事の話を、ちゃんと書いてみようと思った。
「やめた家事リスト」みたいな記事はちらほら見かけるけど、「やめてよかった!スッキリした!」で終わるものが多くて、なんか現実と違うなと感じることがあって。実際は、やめた後でちょっと後悔したものもあるし、3ヶ月かけてじわじわやめたものもある。
この記事でわかること:
- 私が実際にやめた家事30個の全リスト
- それぞれをやめた理由(ネガティブな結果も含めて書く)
- やめて後悔したものも含めた本音の記録
都内1K賃貸・フルタイム勤務(残業あり)の32歳がどんな判断でやめたか、参考にしてもらえたら。

やめる前の私の一日——「家事に追われてる感」の正体
帰宅が21時、22時になることも普通にある仕事をしていて、平日の家事なんてほぼ無理だった。
料理して、洗い物して、ゴミをまとめて——それだけで22時半。お風呂入って寝るので精一杯。週末は週末で「溜まった家事を片付けなきゃ」という焦りで始まって、気づくと日曜の夕方になってた。
「家事が終わらない」というより、「家事をこなすために週末が消えていく」感覚。これはまずいと思ったのが3年前。
最初に試したのは「タスクを細分化してリスト管理する」みたいな方法で、1ヶ月続けてみた。結論から言うと、全然うまくいかなかった。タスクを細分化すると、逆にやるべきことの量が見えすぎて気が重くなる。管理すること自体が家事になっちゃうというか。
それで気づいたのが「減らすんじゃなくて、やめる」という発想だった。
やめた家事30個リスト【全公開】
3ヶ月かけて少しずつやめた。一度に全部やめたわけじゃなくて、1個やめてみて問題なければ次、という感じで積み上げた。
やめてよかった度★★★(本当にやめてよかったもの)
1. 三角コーナー
生ごみをその場でポリ袋に入れて、袋ごと捨てるようにした。三角コーナーのぬめりを洗う時間が毎週30分近くあったことに気づいて、やめた瞬間に「なんで今まで使ってたんだろう」と思った。やめて1年以上経つけど一切困ってない。
2. 台所の床拭き
フローリングの床拭きをやめた。週1でモップをかけるだけにした。床拭きをやめた最初の1週間は毎日床が気になってチラ見してたけど、2週間後には気にならなくなってた。
3. アイロンがけ
ノーアイロンのシャツに全部入れ替えた。最初に5枚買い直すのに1万円くらいかかったけど、週末30分の「アイロンタイム」がなくなって、半年で十分元が取れた感覚がある。
4. 洗濯物を干す(乾燥機に切り替え)
ドラム式洗濯乾燥機に変えてから「干す」という行為がなくなった。一人暮らしでドラム式は贅沢と思ってたけど、かれこれ2年使って後悔は全くない。内閣府の男女共同参画白書によると、家事時間の短縮に最も効果を感じるものとして「洗濯乾燥機能」を挙げる人が多い。
5. バスマットを洗う
バスマットをやめて、珪藻土マットにした。洗わなくていいのが最高。
6. トイレのマット
なくしたら洗濯物が週1枚減った。床もふきやすくなった。
7. カーテンを洗う(頻度をやめた)
年2回洗ってたのを、年1回にした。一人暮らしで誰も気にしてない。
8. 食器を全部揃える(入れ替えた)
割れやすい器、重い鍋をやめてIHに合う軽い鍋セットと、丈夫なプレートに統一した。洗いやすい・しまいやすいで全然違う。
9. 冷蔵庫の細かい整理
「使いやすさ」だけを基準にして、「見た目を整える」整理をやめた。中が多少ごちゃついてても、何がどこにあるかわかれば十分。
10. 毎日の水回りチェック
「洗面台のコップを毎日ふく」とかをやめた。週1まとめてふくだけにした。
やめてみたら意外と平気だったもの
11. 台ふきんの漂白消毒
使い捨ての薄手のふきんにして、汚れたら捨てるようにした。「衛生的に大丈夫か」と最初は心配したけど、特に問題なかった。
12. 排水口のカバー(取り外した)
ゴミが見えるのが嫌で付けてたけど、なくしたら逆にこまめに捨てるようになって清潔になった。
13. 収納の中を整える
クローゼットの中が多少ぐちゃっとしてても、扉を閉めれば関係ない。「整える」時間をやめて「詰め込む」に切り替えた。
14. スポンジを毎週交換する
汚れたら変えるだけにした。「毎週」という義務をやめた。
15. 窓ふき
年2回やってたのをやめて、気になったときだけにした。今のところ2年で1回しか気になってない。
16. 洗面台の鏡を毎日ふく
週1回まとめてふくだけにした。特に問題ない。
17. 料理のバリエーションを増やす努力
同じメニューを繰り返すことへの罪悪感をやめた。月曜はパスタ、火曜は卵かけご飯、水曜は冷凍食品——それで十分と決めた。
18. 余った食材を使い切ろうとする努力
食材管理に凝るのをやめた。基本的にその日食べる分だけ買う。余らせることもあるけど、それを「失敗」と思うのをやめた。
19. 買い物リストを細かく作る
「牛乳、卵、○○」くらいのざっくりリストにした。細かいメモを作る時間が無駄だった。
20. 洗い物を全部その日中に終わらせる
疲れた日は翌朝洗う、と決めた。一人暮らしで翌朝に影響するのは自分だけなので。
やめたけどちょっと後悔したもの
21. お風呂の換気扇の定期掃除(半年やめた)
やめて半年後にホコリが溜まりすぎて黒ずんだ。掃除にすごく時間がかかった。今は3ヶ月に1回に頻度を落として再開した。これは完全にやめちゃいけなかった。
22. 排水口の奥の掃除
こちらも半年放置したらすごいことになった。表面だけこまめに掃除するより、月1回奥まで掃除するほうがトータルで楽だと気づいた。
23. 洗濯槽の洗浄
3ヶ月やめたら洗濯物に臭いがつき始めた。半年に1回は必要と再判断。
24. キッチンの換気扇掃除の頻度を下げた(年1→2年に1回にした)
これも失敗。油が固まって落ちにくくなった。頻度を上げるより固まる前にやるほうが楽と気づいた。
25. ゴミの分別を省く(燃えるゴミに全部まとめた時期)
収集に来てくれなくて詰まった。地域のルールはちゃんと守る必要があった。
(以下、うまくいったもの続き)
26. お風呂あがりの浴室の水ふき
やめたらカビが出るかと思ったけど、週1回の掃除で十分だった。換気扇を回しっぱなしにするだけでそこまで変わらない。
27. 洗面台の石けん置きの掃除
石けんをやめてポンプ式のボディーソープにしたら、石けん置き自体がなくなって掃除する場所が減った。
28. 雑誌・説明書を取っておく
全部スキャンするか捨てた。必要な情報はネットで調べられる。家電の説明書は日本家電製品協会の公式サイトから型番で検索できることが多い。
29. 季節ごとの押し入れの整理
年1回まとめて見直すだけにした。季節の変わり目ごとに「整理しなきゃ」という義務感をやめた。
30. 「全部こなさなきゃ」という強迫
これが一番大きかった。家事を「隙なくこなすもの」として捉えるのをやめた。「まあこれで十分」と折り合いをつける、それ自体が一番やめてよかった習慣かもしれない。

やめた家事を「どうやって決めたか」——判断基準の話
やめる・やめないを決めた基準は、わりとシンプルだった。
「1ヶ月やめてみて、何か問題が起きたか?」
これだけ。問題が起きなければやめたまま。問題が起きたら再開するか、頻度を落として折り合いをつける。
最初は「やめても大丈夫かな」という不安があったけど、実際に1ヶ月やってみると「あ、全然問題ない」というものが半分以上だった。特にトイレマット、台ふきんの漂白、台所の床拭き——これらは「やめて何か変わったか?」と言われたら「何も変わらなかった」が実態のところ。
ただ、換気扇や排水口の奥掃除みたいに「やめてはいけなかったもの」も確実にあって。全部一気にやめようとすると判断ミスが出る。だから「1個ずつ試す」というやり方が合ってた。
やめてから変わったこと(良いことも悪いことも)
週末の家事時間が変わった。やめる前は週末の午前中2〜3時間を家事に使ってた。今は30〜45分で終わる。
ただ、「人生が変わった」かどうかは微妙で、家事にかけてた時間で何か劇的なことをするようになったわけじゃない。ただ、「週末が始まる前から家事の気分的重さを感じる」ことがなくなった。それだけかもしれないけど、それだけで十分変わった気はしている。
あと、自分がどこに「やらなきゃいけない」という圧を感じてたかが、やめてみて初めてわかった。「三角コーナーの掃除が嫌だったんじゃなくて、三角コーナーそのものが嫌だったんだ」みたいな発見がちょいちょいある。
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まとめ
30個やめた家事をざっと振り返ると、後悔したのは5個くらいで、残りの25個はやめてよかったか、やめても平気だったか。
「家事をやめる」というのはサボりじゃなくて、「必要なものだけ残す」という選択だと思っている。全部こなさなくていい、まあこれで十分——そう折り合いをつけるのにしばらくかかったけど、今は「ずぼらで正解だった」と思えてる。
やめてみて問題が起きたら戻せばいい。それくらいの気軽さで、1個試してみてください。

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